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2022年8月25日木曜日

2学期 始業式

夏休み中には、ひっそりとしていた学園に活気が戻ってきました。待ちに待った2学期がスタートです。始業式は放送で実施をしましたが、子どもたちはやる気いっぱいの表情で校長先生のお話をしっかりと聴くことができていました。そして、吹奏楽部、陸上部、水泳部の表彰には大きな拍手を送っていました。2学期はピンクシャツデーや体育祭などたくさんの行事があります。みんなで2学期も楽しい思い出をいっぱい作りましょうね。
今日の校長先生のお話  夏休み前の終業式、夏休み中に挑戦してきてほしい力のお話をしました。覚えていますか?それは「自分を律する力」でしたね。「自分を律する力」とは自分がやりたいと衝動的に思ったことを抑える力のことです。夏休み中、やらなければいけないことが分かっていてもなかなかできずに、ゲームやテレビ、携帯などに負けてしまったりしていなかったですか。朝決められた時間に起きて、決められた時間に宿題等するべきことをして、決められた時間に寝るといった生活リズムを守れましたか?一日一日を大切に過ごし、目標に向かって悔いが残らない夏休みを過ごせたでしょうか。皆さんの中には、夏休みを振り返り、悔やんでいる人もいるかもしれません。そんな人たちに相田みつをさんのこの言葉を送ります。 「つまずいたっていいじゃないか にんげんだもの」 自分を律することは難しいことです。時にはつまずきます。人間とはそういうものです。つまずくかもしれないと思いながらも目標に向かって挑戦をすることが大切ですね。そんな目標に挑戦し続けた人、自分を律する力のある人を紹介します。イチロー選手です。彼は「しっかりと準備もしていないのに、目標を語る資格はない」と言っています。 目標を決めるのも、しっかりと準備するのも、自分です。大切なのは自分と向き合うことです。 これから始まる2学期はピンクシャツデーや体育祭などたくさんの人とつながる行事もあります。そんな中で、「自分」はどんな人なのか「自分」について探究してみてください。 最後に、東井義雄さんの『人生の詩』より自分について書いている部分を紹介します。 自分は自分の主人公 世界でただひとりの自分を創っていく責任者 自分をのりこえては もっと大きい自分を創っていく もっと豊かな自分を創っていく もっと強い自分を創っていく もっと確かな自分を創っていく もっと深い自分を創っていく 自分を創るのは自分以外ないのだから 人生はほんとうの私にめぐりあうための旅 自分の人生を自分でこわすようなことだけはしてくれるな 自分の人生を自分で汚すようなことだけはしてくれるな ひとりのよろこびは みんなで大きくしてよろこび ひとりのかなしみは みんなでわけあって 小さくして背負いあう生き方 木だって夏の暑さにも冬の寒さにも耐えて一つ一つ年輪をつくっていく つらいこともあるだろうし悲しいことだってあるだろうが 何くそとのりこえて一つ一つ幸福の年輪を刻んでいこうね